ステージだより

2022年4月14日
「藤田嗣治と猫+ガラスと苔」VOL.4

霞たなびく春の八ヶ岳では、カタクリが顔を出し始めました。

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幻想的な霧の中、例年の開催となりました「藤田嗣治と猫+ガラスと苔」VOL.4がスタートです。

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日本生まれのフランス作家、藤田嗣治(レオナール・フジタ)。
20世紀前半、パリ派として名を知られる画家で彫刻家です。
名前を憶えていなくても、この独特な画風は

教科書や美術館で一度は目にしたことがあると思います。

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リトグラフ、木版、シルクスクリーンなどの作品たち。


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頭巾をかぶった少女

素描

DSC_0430.png三羽の鳥

素描

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今回の展示で是非注目していただきたいのはこちらの二点。

小ぶりな作品ですが、これらは鑑定書付きの素描。

つまり、レオナール・フジタ直筆の世界に一点だけの作品です。


限定数で複製があるシルクスクリーンや木版画も、

ほぼ全ての作品が、当時のADAGP(フランス著作権協会)承認エンボス入り。

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花を持つ少女(復刻版)

シルクスクリーン



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猫を抱く少女

シルクスクリーン

DSC_0421.pngカフェ

リトグラフ

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印刷職人(小さな職人より)

木版画


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風船屋さん(小さな職人より)

木口木版画


fujita3.png白い猫

木版画

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赤いヴェールの母子像

リトグラフ

エンボスのない一部作品は藤田が亡くなった後、

藤田の妻が発表した「君代コレクション」の作品です。

ここでピックアップしたのは今回の展示のごく一部。

どれも間近にじっくりとご覧いただけます。.

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「世界のガラス作家100人」にも選ばれた尾崎稔成さんは

山梨を代表するガラス作家のひとりです。

尾崎さんの作品がルーブル美術館の玄関を飾ったことも。

日本の駅や主要なビルにも尾崎さんのかかわった作品が点在していますから、

皆さんも生活の中で作品を目にしているかもしれません。

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練り上げるような有機的なラインの吹きガラスは、それだけでも存在感に溢れています。
技術と個性が両立された素晴らしい器たち。

DSC_0380.pngイタリア、アメリカ、ニュージーランド、他にもヨーロッパ各所から取り寄せたガラスを使い、

吹き、フュージング、ステンドグラス、サンドブラスト...様々な技法を時には組み合わせ

作られたアクセサリーや器は、ひとつひとつ違った魅力があります。

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整然としたステンドグラスの内側で育つ苔のテラリウム。
まるで違う時間を切り取ったような静謐さに癒されます。

DSC_0368.pngDSC_0369.png蓋についた水蒸気を見ると、苔が吐き出した水分が循環しているのがよくわかります。

お世話は苔が乾いてきた頃に霧吹きでお水をあげるだけでOK。

DSC_0378.pngこちらの壁掛け花入れたちはもちろん、アイアンワークのツリーも尾崎さんの作品です。

アイアンを含め、ステンドグラスなどの作品の相談、注文も承ります。


DSC_0424.png晴れた日の元気なカタクリもかわいいですが

雨に濡れておしとやかなカタクリも味があります。

森の芽吹きを感じる季節の中、上質なアートへ浸りに是非おいでください。

(有安)

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vol.1

http://www.yatsugatake-club.com/stage/dayori/2020/04/

vol.2

http://www.yatsugatake-club.com/stage/dayori/2020/09/24-dayori-1202.html

vol.3

http://www.yatsugatake-club.com/stage/dayori/2021/04/10-dayori-1144.html

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藤田嗣治と猫+ガラスと苔

会期:4月14日(金)~4月26日(火)

OPEN 10:00~17:30

最終日は、16:30までの開催となります。

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