ステージだより

2019年10月 3日
染めの仕事。「正絹丹後ちりめん風呂敷、ショール展」始まりました

まだ少し暑さが残る気候が続いていましたが、本日十月三日はきりっと冴え渡るような秋の涼しさになりました。

秋色への準備を始めた森の中、ステージでは「橙録屋」齋田次郎さんの染め作品の展示が始まりました。

DSC_0020.jpg

齋田さんは「正絹ちりめん」を染める染色家。
伸子張でピンとはった生地を空中に浮かせ、刷毛を使って染めていきます。
ぼかして染めるときは霧吹きを使いながら染めるそうです。
 
DSC_0002.jpg此方は十二単の重ねの色目をモチーフにして染められた風呂敷。
若草、桜、蝉の羽、夏萩、月草、藤袴、松重、椿......日本古来の四季を彩る美しい色合わせ。
四季に合わせて使い分ければ風情が増しますね。
 
DSC_0035.jpg 
良質な正絹を使用し、「手描き友禅」「すりぼかし」「引き染め」等様々な技法を織り交ぜて、名水を使って一枚一枚丁寧に染められています。
丹精込め染められた作品の表情は艶やかで鮮やか。手触りはなんとも言えない滑らかさです。
 
DSC_0027.jpg
美しいグラデーションで彩られた風呂敷は、包み方が変わればまた印象が変わります。
  
DSC_0042.jpg風呂敷だけでなく、ショールにもまた目を惹かれます。
大判で、グラデーションの出し方で何通りもの着方が出来ます。
羽織って良し、巻いて良し、捩じって良し。
冬もしっかり温かいしっとりした手ざわりの絹。
洗濯も可能で、うっかり染みを付けてしまった場合は齋田さんとのご相談でその染みに柄を重ねて隠すこともできます。(有料)
 
DSC_0015.jpgDSC_0014.jpg此方は草木染。柔らかなぼかしの中から浮かび上がるような紅葉。
一つ一つ手書きで描かれた彩の美しさは、是非直に、お近くで見て頂きたいです。
  
 
DSC_0028.jpgDSC_0031.jpgこちらは柿に秋茄子、かわいらしい巾着です。
飾っても勿論、小物入れとしても活躍します。
 
DSC_0004.jpgDSC_0011.jpgDSC_0018+1.jpg可愛らしい小物も沢山お色がございます。
色を選ぶ楽しみがぎゅっと詰まっています。
 
DSC_0025.jpgDSC_0022.jpgDSC_0016.jpg手提げの鞄も人気です。
繊細なぼかしの色や手描きの柄の味わいは、機械織やプリントでは出せない深みがあります。
この目の覚めるような色鮮やかさを、お伝えしきれず悔しい思いです。
是非生で、ご自身の目でこの彩りを楽しみにいらしてください。(有安)

染め職人の作品展 齋田次郎
10月3日(木)~10月8日(火)
平日 10:00~17:30 土日祝 9:00~18:30  
最終日16:30まで

最新のお知らせ

月別のお知らせ