八ヶ岳倶楽部 > ステージだより > 2018年8月の記事

ステージだより

2018年8月28日
染め職人の作品展 齋田次郎

日に日に秋の気配が増してきた八ヶ岳です。
ステージでは齋田次郎さんの「染め職人の作品展」が始まりました。


IMG_7027.jpgIMG_7024.jpgIMG_7029.jpg
良質な正絹を使用し、「手描き友禅」「すりぼかし」「引き染め」等様々な技法を織り交ぜ、また名水を使って一枚一枚丁寧に染められます。丹精込め染められた作品の表情は艶やかで鮮やか。手触りはなんとも言えない滑らかさです。
ショールは年齢問わず女性に人気。ぼかし染めでは使う方のセンスで出て来る色目を様々にアレンジして1枚で何通りもの配色を楽しめます。


IMG_7030.jpgIMG_7036.jpgIMG_7038.jpgIMG_7033.jpgIMG_7031.jpg
ワンポイントで凄く上品になりますが、小物も合わせるとよりおしゃれですね。
和小物も年々充実しています

IMG_7043.jpgIMG_7062.jpgIMG_7041.jpgIMG_7064.jpg
毎年進化を続ける齋田さん。
今回は絵画作品を沢山出品されています。和紙に藍、顔彩を使ってぼかす技法は手の内のもの。
新鮮な絵画世界は齋田作品の世界をより広げています。
お人柄も魅力的なので是非会いにいらして下さい。(南村)

IMG_7044.jpgIMG_7047.jpgIMG_7049.jpgIMG_7051.jpgIMG_7056.jpgIMG_7059+1.jpgIMG_7071.jpg


染め職人の作品展 齋田次郎
2018年8月28日(火)~9月3日(月) 最終日午後5時までです。

IMG_7057.jpg

2018年8月21日
職人の仕事 夏展 ステンドグラス 陶芸 トンボ玉 帽子

今年は八ヶ岳でも暑い夏でしたが、雑木林をぬける風には秋を感じる頃になりました。
そんな中ステージでは「職人の仕事展・夏」が始まりました。

IMG_6958.jpgIMG_6960.jpgIMG_6962.jpg三宅治良さんはもう20年以上前からギャラリーに常設して頂いているステンドグラスの作家さん。
ステージでの職人展をご提案下さった方でもあり、職人さん達を引っ張てくださる存在です。
新潟県にアトリエを構えステンドグラスを制作されています。

IMG_6963.jpgIMG_6966.jpgステンドグラスの灯りは雨の日だと昼間でも楽しめますね。
ガラスの透明感と電球の温かみがホッとさせてくれます。

IMG_6975.jpgIMG_6976.jpg
三宅さんは住宅の窓にパネルを施工する仕事がとても多い作家さんです。
シンプルなデザインでも驚くほど窓とお部屋の雰囲気が美しく変わりますよ!

IMG_6967.jpgIMG_6968.jpgIMG_6970.jpg


次にご紹介するのは櫻井満さん。
わらの灰釉など、天然素材を活かして器を制作される陶芸家です。
私も櫻井さんの器を使いますが、どんな素材も美しく映え料理が美味しそうに盛り付けられます。
軽い事もあって、登場回数がとっても多くなりました。毎日使う器だから本当に気に入ったものを使いたいですね。

IMG_6978.jpgIMG_6979.jpgIMG_6980.jpgIMG_6981.jpgIMG_6986.jpgIMG_6990.jpgIMG_6991.jpg


大山文女さんは桜井さんの奥様で今回もお嬢様と一緒に在廊して下さっています。
文女さんの魅力は何といっても緻密で丁寧な絵付けの器。
呉須の色と聞くと磁器に描かれた鮮やかな色を思い浮かべる方も多いのでは!?
文女さんも呉須で絵付けをしていますが、色合いもデザインもどこか時代物の雰囲気をまとっています。
お二人とも栃木県の作家さん。お気に入りの作品を見つけてくださいね。

IMG_6992.jpgIMG_6993.jpgIMG_6994.jpgIMG_6995.jpgIMG_6996.jpgIMG_6998.jpg


昨年から登場の「どら猫帽子店さん」北海道は旭川市から来てくださいました。
どら猫さんは旭川に店舗と工房を別々に構えられる帽子店です。
歴史は長く時代の変化と共に現在の形になりました。
デザインは販売員の方も職人さんも一緒になって考えるのだとか。
「優佳良織」(ゆうからおり)を使った帽子、蝦夷ジカの革をつかった帽子とそのデザインの豊富さに驚かされます。

IMG_7010.jpgIMG_7014.jpgIMG_7016.jpgIMG_7021.jpgIMG_7017.jpgIMG_7018.jpgIMG_7019.jpg


赤木雄一さんはとんぼ玉の作家さんです。
紀元前1500年頃から現代まで作り続けられているとんぼ玉。
手のひらにのる小さなガラスの玉。その中で複雑にガラスが重なり合っている様子はまるで小宇宙です。
赤木さんのとんぼ玉は見れば見る程美しく宝石と違った魅力があります。

IMG_6999.jpgIMG_7000.jpgIMG_7002.jpgIMG_7003.jpgIMG_7005.jpgIMG_7006.jpgIMG_7008.jpgIMG_7009.jpgIMG_7004.jpg職人の仕事展は8月27日(月)までの開催です。
太陽が出ても、雨が降っても美しい八ヶ岳倶楽部の雑木林。
ぜひお出かけください。(南村)

職人の仕事 夏展 ステンドグラス 陶芸 トンボ玉 帽子
2018年8月21日(火)~.8月27日(月) 最終日午後5時までです。
2018年8月 9日
途季の色を探して・・・高泉幸夫 水彩画展

木陰が涼しく落ち着いた雰囲気は雑木林の夏の風景です。
そんな中ステージでは夏の風物詩ともなっている高泉幸夫さんの水彩画展がはじまりました。
高泉さんは年に1度八ヶ岳倶楽部だけでしか個展を開かない作家さん。倶楽部の森を愛してやまない方のお一人です。

IMG_6903.jpgIMG_6906.jpgIMG_6907.jpgIMG_6909.jpgIMG_6908.jpg
水彩画というと淡い画風を思い浮かべる方も多いかもしれません。
高泉さんはそれとはまったく違ったスタイルで、頑丈な版画用紙に水彩絵具を何層、何十層も重ねる独自の描き方。
作品は風景画や植物が多く描かれています。静かな空気感や深い奥行を感じ、皆さま思わず息を呑んでご覧になります。

IMG_6927.jpgIMG_6928.jpgIMG_6934.jpgIMG_6935.jpgIMG_6936.jpgIMG_6937.jpg
今回の新作には月図に代表される、夜電気を消すと絵が光る作品が沢山あります。
光り方が本当に素敵で、中には「これを見ながらお酒を飲むよ」という方もいらっしゃいました。
昼間と夜と、一枚で二度楽しめる絵画です!

IMG_6919.jpgIMG_6921.jpgIMG_6939.jpgIMG_6940.jpgIMG_6947.jpgIMG_6952.jpgIMG_6949.jpgIMG_6950.jpg
ひとつひとつじっくり見ると、本当に細かく丁寧に描かれています。
高泉さんの絵を見ていると気持ちが落ち着いてくるのは私だけでは無いのでは!?
感じ方は観る方それぞれのものでもありますね。是非お気に入りを探してみてください。(南村)

IMG_6957.jpgIMG_6946.jpg


途季の色を探して・・・高泉幸夫 水彩画展
2018年8月9日(木)~8月20日(月) 最終日午後5時までです。

IMG_6955.jpg


2018年8月 2日
「木と布二人展」藤井慎介・木工&影山秀雄・染織

2018080200.jpg
いよいよ8月に入りました。八ヶ岳倶楽部の森ではフシグロセンノウやレンゲショウマの花が咲き始め夏真っ盛りです。
そんな中ステージでは「木と布の二人展」が始まりました。
作家さんは木工の藤井慎介さん、染織の影山秀雄さんのお二人です。


2018080230.jpg
藤井さんは視点がとても面白く、ちょっと普段想像するものと違う家具を作られます。
テーブルや椅子の他にコートハンガーや本棚、中にはスリッパストッカーや鍵のスタンドなど発想力に驚きます。

2018080239.jpg2018080240.jpg2018080238.jpg
縦横定規をひいたり、ちょっと曲線を入れただけでは出来ない不思議な形。
微妙な角度や木と木の継ぎ合わせ方が匠で、一点一点丁寧に作られたものだなと感じさせてくれます。

2018080236.jpg2018080246.jpg
また藤井さんの特徴は塗装に漆を使っているところです。
ニスやオイルとも違うのですが、だからといって漆器の様なものとも違っています。

2018080247.jpg2018080248.jpg
こんなところも他にない雰囲気の家具になっているのだろうと思います。
椅子は安心して身を任せられる安定感があり心地よく感じます。

2018080234.jpg2018080232.jpg
食卓の椅子では自然と姿勢が良く座れて食事が美味しく頂けそうですよ!
丁寧な作りでありながら神経質でないところも藤井さんの作品の魅力です。
眺めて美しく、触れて心地良い家具は毎日の暮らしを豊かにしてくれそうです。

2018080241.jpg2018080249.jpg2018080244.jpg
食器や花入れなどの作品もとっても魅力的。
漆は顔料など他の素材を混ぜて色や質感を演出するようですが、実に様々な表情を持っています。
ノミの跡が残っていてる形は陶器の様な雰囲気や金属の様な質感も併せ持っています。
手に取るとその軽さで木だと分かるのですが、なんとも不思議な感覚でお料理やお酒を試したくなってしまいます。
藤井さんはステージ初登場の作家さんでもあられます。

2018080233.jpg
2018080260.jpg2018080261.jpg2018080262.jpg
次にご紹介するのは影山秀雄さんです。影山さんはお父様の代から続く織物工房をされています。
伝統的に続けておられる着尺や帯が今年も登場し、美しく織り込まれた作品からは凛とした空気感が伝わってきますね。

2018080201.jpg
影山さんの暖簾のファンだという方もいらしゃるのではないでしょうか。
絣という技法を使って浮かび上がった幾何学模様や富士山が実に清々しく感じられます。
2018080203.jpg
2018080205.jpg2018080204.jpg
暖簾は糸に麻を使う事が多いそうで、それはくぐった時の手さばきが良くなるんだとか。確かに木綿ではその様にはいかないですね。
また透け感も心地よくステージでは奥の森の気配が伝わってきて来ます。

2018080206.jpg2018080207.jpg
テーブルランナーやコースターなど普段の生活で使いやすい作品もございます。
サイズや色使いが豊富で選ぶ楽しさがありますよ。

2018080208.jpg2018080214.jpg2018080213.jpg
藍で染められたものの他に赤茶や鶯色のものがありますが、これは顔料で糸を染めたものを使用しているそうです。
発色がよくマットな質感が独特で、和風の空間にも、また使い方次第で洋風の空間にも似合いそうですね。

2018080218.jpg2018080219.jpg
コットンのストールやカシミヤのネックウォーマーもございます。
綿はその肌触りがとっても落ち着きますね。この時期にカシミヤ?と思われるかも知れませんが、冷房の効いた場所で重宝してくれます。
また畳むと小さくなるのでいつでも鞄にいれて持ち運べます。

2018080215.jpg2018080217.jpg2018080216.jpg
綿や麻、絹以外にも糸はありますが、今回是非ご覧頂きたいのが蓮の繊維を紡いで糸にし織られたストールです。
蓮の茎を折った時に出てくる非常に細い繊維を板の上で撚り重ねていくそうです。気が遠くなる様な作業ですね。
そんな糸からつくられたストールは独特な質感でしっとりとした感じです。

2018080212.jpg
お二人の作品の共通点は凛とした気持ちの良い空気感があるところです。
夏の八ヶ岳で藤井さんと影山さんの清々しい作品を是非ご覧ください!(本間)


藤井慎介・木工×影山秀雄・染織
「木と布二人展」
~調和するモノとヒトの豊かな関係~
8月2日(木)~8月8日(水)
最終日は午後5時迄となります

最新のお知らせ

月別のお知らせ