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ステージだより

2017年9月21日
いろとりどりの金属たち「小林秀幹展」が始まりました!

八ヶ岳では木々の実が赤く熟す季節になってきました。
ステージでは小林秀幹さんの展覧会が始まりまっております!

八ヶ岳倶楽部は鍛金の作家さんが大勢いらっしゃいますが、誰もが個性豊か。
秀幹さんもまた他の誰とも違った作品をつくる作家さんです。

2017092100.jpg2017092101.jpg2017092102.jpg2017092153.jpg作品は花器や食器、灯りやオブジェ、鐘、文鎮、水滴、家具にポストなど多岐にわたります。
金属は他の素材に比べて色の種類、表現は少ないと思っていました。
しかし「いろとりどりの金属たち」という題名通り、秀幹さんの作品に出合って考えが変わりました。

2017092110.jpg2017092111.jpg2017092112.jpg2017092113.jpg金、銀、銅、真鍮などの金属そのものの持つ色の他に、
緑青の緑、漆喰の白、漆の赤、チタンを焼いた青、などなど・・・。様々な技法や方法で色が使われています。


研究熱心でいつも挑戦を続ける秀幹さん。
個展のDMとなったレリーフも今まで見た事のないような作品で、会場を訪れたひとの心をキャッチします。

2017092120.jpg2017092121.jpg2017092122.jpg2017092123.jpg筆で描いたような表情も金属で描かれたそう!まるで絵画の様で見れば見るほど味わい深く感じる作品ですね。


2017092133.jpg2017092127.jpg雑木林の中で花器はとても引き立つ作品のひとつです。
秀幹さんの花器は作品そのものに存在感があり、オブジェにもなります。

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ゴージャスなお花も素敵ですが、木々の枝や、野の花を生けると周りの空気も凛として凄く素敵です。
形も大きさも種類が豊富できっと好きな花器が見つかるはず。

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2017092154.jpg2017092155.jpg先ほどご紹介したレリーフの他にもオブジェが沢山あります。

2017092134.jpg2017092135.jpg2017092136.jpg2017092137.jpgトップが風見鶏になった動くオブジェ、仕草の可愛らしい「うさぎ」のオブジェ、クサビのオブジェ・・・。
どんな作品がお好みですか。

2017092138.jpg2017092139.jpg灯りも和紙の温もりと金属の質感の違いが面白いですね。


2017092140.jpg2017092141.jpg銅という素材を聞くと、銅鍋を連想される方も多いのでは!?

ミルクパンやフライパンは温もりある形で、きっと使う人は楽しいだろうな~と思う素敵な作品です。内側には緑青がつかない様に錫がひいてございますよ。

2017092142.jpg2017092143.jpg2017092157.jpgケトルも絵になる作品。こんなケトルでコーヒーや紅茶を淹れたら美味しそうだし、仕草も美しく見えそうですね。

2017092103.jpg作家さんの作品はただ用が足りるだけでなく、
使う人の暮らしや、気持ちが豊かになるそんな存在です。

DSC_4851.jpg芸術の秋、雑木林と秀幹さんの作品に共通した凛とした空気感を感じに是非いらして下さい!(本間)


小林秀幹展~いろとりどりの金属たち~
9月21日(木)~9月27日(水)
最終日は午後5時迄となります

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2017年9月14日
岡下勝敏・絖理海「親子による絆展」が始まりました!

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写真中央が岡下勝敏さん隣が奥様の美智子さん、そして左が絖理海さんです。

白樺や桂の木の葉が落ち始め、木漏れ日の量が増えました。夏とは違う風景が楽しめます。
そんな中ステージでは岡下勝敏さん絖理海さんの「親子による絆展」が始まりました。

岡下さんはフクロウを彫る彫刻家、ご存知の方もきっと多いですね!?
海さんはお嬢様で帽子の作家さんです。もう20年個展をして下さっている岡下さん、
その間に海さんは作家として技術を磨き、2013年から念願の親個展となりました。今年で5周年を迎えます。

2017091401.jpg2017091402.jpg2017091403.jpg岡下さんの彫るフクロウは堂々としていて威厳を感じ、その目の奥には優しさをも感じるような雰囲気です。
木酢液で着色しており、落ち着いた雰囲気の作品たち。

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大小様々なフクロウ、迫力のレリーフは「木」そのものの存在感も伝わってくるようです。

2017091407.jpg2017091408.jpg2017091409.jpg手のひらサイズの作品も可愛らしいですよ。よく見ると白太の部分がきちんとお腹に来るように木を選んで彫られています。
親子フクロウも可愛らしいと思いませんか!?

2017091410.jpg2017091412.jpg2017091413.jpg木の個性を活かすのは花器の作品にも言えます。面白い造形の花器たち。
木の種類で木目や質感が違いますが、もっと言えば同じ木でも使う部分で表情が違いますよね。そんな個性を引き出してくれる岡下さん。
アトリエには色々な材料があり、岡下さんは本当にひとつ一つの木を大切にされています。

2017091414.jpgカシュ―仕上げの為、防水機能がありそのまま水を入れられ生け方も自在。
どんなお花も似合いますが、さり気ない野の花も本当に似合う岡下さんの花器たちです。

2017091415.jpg2017091416.jpg2017091417.jpg2017091418.jpgアクセサリーも人気。ネックレスやチョーカー、ピアス、ブレスレットなどがあります。
ギャラリーでも定番なのが、ホウズキ、リンゴ、ドンクリのアクセサリー。
どんぐりは長く使って頂くと色艶が良くなって本物と見間違えるほど!
大きなサイズでも重さが軽く、気軽に身に付けて頂けます。


2017091430.jpg素敵な帽子をかぶると、気分があがったり胸を張れるような、そんな気持ちになりませんか?!
海さんは帽子の存在感に惹かれて作家さんになられたそうです。
かぶったら「安心する」「気合が入る」「強くなれる」「優しくなれる」そんなお守りみたいな帽子をつくられます。
親子展となって早くも今年で5周年となりました。

2017091421.jpg2017091432.jpg岡下さんのお嬢様らしく、その作品点数の多さに驚かされます。
デザインも色使いも素敵で様々な種類があります。沢山ある中から自分だけの作品を選ぶのは楽しいし、嬉しいですよね!

2017091433.jpgharikijiシリーズはソファーなど家具に使う生地を使っています。
丈夫で汚れにくい生地は張りもあって形が綺麗に出来上がります。

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ナインハットやチロルハット、クラシックなデザインの帽子までラインナップも充実。

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私のおすすめはベレー帽です。生地の質感とベレーの形がとっても合っていると思いませんか!?

遠州紬を使った作品もシックで素敵です。

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着物を着る生活に憧れるものの、実際普段の生活ではなかなか着られないもの。
そんな事もあって、紬をつくる人も減ったと聞いた事があります。

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こうして作家さんが新たな使い方や魅力を発信してくれると、伝統工芸が後世に伝えられますね。
こちらも形、生地の組み合わせが沢山ございます。ストールもあるのでお揃いで楽しんで頂けますよ。

2017091442.jpg2017091443.jpg2017091444.jpg「ねじねじニット帽」は柔らかく肌触り抜群です。
じゃぶじゃぶお洗濯してもらえるので、お散歩に、ランニングにどんどん使って頂きたい帽子です。
リバーシブルで使えて、気分に合わせて表情が選べるのも嬉しいですね。

そして嬉しいニュースがございます!
海さんがお母さんに!!来月赤ちゃんが生まれる予定。皆さん応援してくださいね。

初秋の爽やかな風と、岡下さんの温もりある木の彫刻たち、優しい海さんの帽子を是非ご覧になって下さい。(本間)


「親子による絆展」
岡下勝敏〈木彫〉×絖理海〈帽子〉
9月14日(木)~9月20日(水)
最終日は午後5時迄となります

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2017年9月 7日
森の会さんの深雪アートフラワー展が始まりました!

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すっかり秋の空気に変わった八ヶ岳です。
そんな中ステージでは「森の会」さんの深雪アートフラワー展が始まりました。

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花びら一枚、葉っぱ一枚からつくるアートフラワー。
植物の美しさや力強さ、愛おしさ、繊細さが作品を通して伝わってきます。

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作り方は本物の植物を良く観察し、型紙を起こすところから始まります。
そして生地切り出し、染色し、コテをあてて繊維感を表現。部材が出来たら組み立ててゆきます。
葉も花も裏地が当ててありその間にワイヤーが施されています。それで植物の曲線を自在に作り出すことが可能なのですね。

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出来上がった作品はまるで立体絵画の様だと思いませんか!?本物の植物の生き生きとした表情が伝わってきます。
同じお花でも作者によって個性がでるので面白いですね。

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皆さん共通しているのは植物が好きで、その心を大切にしている事。
野山に実際に足を運んできちんと植物を観察される事。アートフラワーを通してご自身を表現されている事です。

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時間も手間も愛情も込められた作品たち、30年40年続けておられる方もおります。
新しい作品に挑戦される情熱も素晴らしいですよ。
昨年中庭でお買い求め下さった多肉植物がアートフラワーになって登場しています!!

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作品を観て愛おしく感じるのは、そんな皆さんの思いを感じられるからかも知れませんね。
野山に咲く花や、木々の美、山野草などきっと懐かしく温かみを感じる作品たち。是非観にいらして下さい!(本間)

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深雪アートフラワー展
「森の会」Ⅸ ~森からのたより~
9月7日(木)~9月13日(水)
最終日は午後5時迄となります

2017年9月 1日
「紅彩窯」小川さち子・髙芝孝子~陶の彩り展~

雑木林を通り抜ける風がひんやりとし夏が終わった事を実感します。
そんな中ステージでは「紅彩窯」(こうさいよう)小川さち子さん髙芝孝子さんの陶芸展が始まりました。

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写真一番左が髙芝さん、隣が小川さんです。(写真一番右はスタッフ緑里さん、隣が南村さんです)
写真からも伝わると思いますが、本当に楽し気な展覧会なのです。


2017090100.jpg2017090102.jpg2017090101.jpg小川さんは紐づくりという技法を使い作品をつくられます。
ろくろ挽くいて形づくった上から、細い紐を巻いたり、編みこんで作品をつくります。
手間がかかっていて、考えただけでも根気が必要だと思いませんか?!

2017090104.jpg2017090110.jpg2017090112.jpg作品は日常使いの食器からお茶の席で使って頂けるもの。
また凛とした空気漂う花入れなどがございます。

2017090109.jpg2017090113.jpg釉薬のグリーンと茶がとっても上品で、味わい深く感じます。
見ていて気持ちが落ち着くから不思議ですね。

2017090114.jpg2017090115.jpg一見和が似合う様に感じる小川さんの作品ですが、コーヒーのカップも凄く雰囲気があります。
ソーサーをお皿として使って頂くこともできますよ。
手にしていると紐づくり独特の手触りが段々と心地よく感じてきます!

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「紅彩窯」さんは小川さん髙芝さんお二人の工房名です。
面白いのはお二人が全く違った雰囲気の作品をつくられ、それが工房の特色になっているところです。

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私の勝手な印象なのですが、髙芝さんの作品からは大地を感じる気がします。
また他に例えると土器の様な、、、古くからある建築物の様な、、、。

2017090131.jpg2017090130.jpg2017090141.jpg髙芝さんもまた食器や花器をつくられますが、使う側の想像力が掻き立てられるような作品ばかり。
お客様もどんな料理を盛り付けようか想像しながら、手に取ってご覧になっている様です。

2017090126.jpg2017090125.jpg2017090127.jpg2017090124.jpgオブジェの様な雰囲気があるのも髙芝さんの作品の魅力ではないでしょうか。花器では色々な生け方が楽しめそうですね。

2017090136.jpg今回初登場は陶板です。壁掛けとなっており、縦横お好みで飾って頂けます。


昨年から人気の土鍋は小川さん、髙芝さんの作品の違いが良くわかって面白いです。
シックで実用性を兼ね備えた小川さんの土鍋。

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対して、この土鍋が使いたくてお友達を呼びたくなるような髙芝さんの作品。
鍋の出来上がりを待つ時間も楽しくなりそうだと思いませんか。

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お二方の人柄もとっても素敵です。
きっとステージを訪れて頂いたら、明るい楽しい気持ちになって頂けると思いますよ!
是非初秋の八ヶ岳と紅彩窯さんの作品展をご覧ください。(本間)


紅彩窯 小川さち子・髙芝孝子
「陶の彩り展」
9月1日(金)~9月6日(水)
最終日は午後5時迄となります2017090135.jpg

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