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ステージだより

2017年8月25日
齋田次郎さんの「染め職人の作品展」が始まりました!

日に日に秋の気配が増してきた八ヶ岳です。
ステージでは齋田次郎さんの「染め職人の作品展」が始まりました。

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齋田さんは「正絹ちりめん」を染める染色家。
伸子張でピンとはった生地を空中に浮かせ、「はけ」を使って染めていきます。

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ぼかして染めるときは霧吹きを使いながら染めるのだそう。
制作する風景がいかにも「職人さん」という感じですね。
実は昨年まで職人展の作家さんの一人でしたが、今年は個展で登場して頂きました。

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ちりめんというと風呂敷をイメージしませんか!?
でも近頃風呂敷の需要が減っているのだそう。
齋田さんも風呂敷をつくっておられますが、それが発展してショールを制作されておりとっても人気です。

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色使いが美しく、いくつもの色の組み合わせを楽しめるのが魅力的。
絹なので肌触りがとても良く、夏でもサラサラとした着け心地です。

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手描きで描かれた絵はとても繊細で作家さんの人柄も感じられる様。
身に着けて頂けると立体感がでて色艶の変化も楽しんで頂けますよ。

こうしてみるとタペストリーにしても楽しめそうですね!

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立体の作品もありチュニックも人気です。可愛らしさと落ち着いた雰囲気、両方が楽しめます。
ショールと組み合わせても美しいですね。

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今回の個展の為に制作して下さったのが着物です。
ステージで着物が登場したのも初めての事!

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凛とした澄んだ空気が漂います。
今回2種類の着物があり、ご注文制作もお受けしております。

日本の伝統的な工芸は美しく後世に残したいものですね。

齋田さんご自身もとっても素敵な方です。
是非の美しい作品とそのお人柄に会いにいらして下さい!(本間)


齋田次郎「染め職人の作品展」
8月25日(金)~8月31日(木)
最終日は午後5時迄となります

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2017年8月18日
「職人の仕事展・夏」が始まりました!

ここ八ヶ岳でも長い雨が続いています。
そんな中ステージでは「職人の仕事展・夏」が始まりました。

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もうご存知の方も多いと思いますが、三宅治良さんが職人展の親分的存在。
新潟県にアトリエを構えステンドグラスを制作されています。

2017081801.jpg2017081802.jpgステンドグラスの灯りは雨の日だと昼間でも楽しめますね。
ガラスの透明感と電球の温かみがホッとさせてくれます。

2017081803.jpg2017081804.jpg鉄のベースと合わせる事の多いステンドの灯りですが、陶芸の作家さんや組子の作家さんとの合作はとても個性的です。
新作の時計はどの素材とも違った存在感がありますね。

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三宅さんは住宅の窓にパネルを施工する仕事がとても多い作家さんです。
私も様々なケースの現場を見させて頂きましたが、どんな所にもキッチリと収めて下さいます。
シンプルなデザインでも驚くほど窓とお部屋の雰囲気が美しく変わりますよ!

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櫻井満さんも夏の職人展を代表する作家さんです。
櫻井さんの陶器は見た目が重厚ですが、手に取ると驚くほど軽くつくられています。

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私も櫻井さんの器を使いますが、どんな素材も美しく映え料理が美味しそうに盛り付けられます。
軽い事もあって、登場回数がとっても多くなりました。

2017081814.jpg2017081815.jpg藁灰釉は釉薬が流れやすく、その表情も楽しみの一つです。

ヴァイオリンの絵が描かれたお皿は今年の新作で驚きの一品です。
ヴァイオリンの持つ美しい曲線やボリューム感が伝わってくるから、不思議だと思いませんか。

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毎日使う器だから本当に気に入ったものを使いたいですね。

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大山文女さんは桜井さんの奥様で今回もお嬢様と一緒に在廊して下さっています。

2017081821.jpg2017081824.jpg文女さんの魅力は何といっても緻密で丁寧な絵付けの器。
呉須の色と聞くと磁器に描かれた鮮やかな色を思い浮かべる方も多いのでは!?
文女さんも呉須で絵付けをしていますが、色合いもデザインもどこか時代物の雰囲気をまとっています。

2017081823.jpg2017081826.jpg整った美しい、可愛らしい形も魅力的ですね。

私のお気に入りは萩の絵です。雰囲気が出ていると思いませんか!?
器を裏返しても隅の隅まで絵付けがされていますよ。お二人とも栃木県の作家さん。お気に入りの作品を見つけてくださいね。

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素材と作品はガラッと変わり「靴」の職人、杉浦慶典さんは東京の下町に工房を構え制作されています。

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イージーオーダーシューズとは、ベースとなるデザインがあり、それをお客様の足型をお写しして制作するシステムです。
完全なオーダーシューズとはそこが違うのですが、男性、女性用ともデザインが豊富で、場合によっては革の種類や色も選んで頂けます。
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機械化が進む中、昔ながらの手仕事でつくられた靴は贅沢でもありますね。
道具も使い慣れた、私たちはあまり見た事のないものばかり。

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もう一つ嬉しいのは3万円台前半からある良心的な価格設定。
是非これを機会に自分だけの靴をオーダーしてみませんか!?

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最後にご紹介するのは、今年初登場の「どら猫帽子店さん」北海道は旭川市から来てくださいました。(写真は店長の長南さん)
どら猫さんは旭川に店舗と工房を別々に構えられる帽子店です。
歴史は長く時代の変化と共に現在の形になりました。

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デザインは販売員の方も職人さんも一緒になって考えるのだとか。
そのデザインの豊富さに驚かされます。

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旭川は「優佳良織」(ゆうからおり)という伝統的な手織りつむぎがあります。
200種類以上の色に染め分けてあり、独特の色使いや模様が特徴で温かみを感じます。
そんな織りものを使った帽子はオリジナリティーあふれる一品です。

2017081856.jpg北海道もまた蝦夷シカが増えており、食害などの被害も多いのだとか。
そんな蝦夷ジカの革をつかった帽子は環境との新しい関わり方で、これからもっと増えても良いのでは!?と思います。

2017081857.jpg2017081858.jpg寒さの厳しい土地柄もあり、毛皮の帽子も多く揃っています。
毛皮を探している方は季節問わずいつも気になりますよね。

初登場のどら猫帽子店さんの帽子、是非ご覧ください!

2017081870.jpg職人の仕事展は8月24日(木)までの開催です。
太陽が出ても、雨が降っても美しい八ヶ岳倶楽部の雑木林。
ぜひお出かけください。


「職人の仕事 夏展」
8月18日(金)~8月24日(木)
最終日は午後5時迄となります

2017年8月 4日
高泉幸夫さんの水彩画展が始まりました!



いよいよ8月に入りました。皆さまご旅行の計画は立ちましたか!?
ステージでは高泉幸夫さんの水彩画展が始まりました!

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高泉さんは今年倶楽部での展覧会20周年を迎えました。
高泉さんの絵画は具象画で密度の濃い表現が特徴です。

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奥深い色はベースとなる地塗りを最低30回は重ね、多い時には100層近くにもなるのだそうです。
それから風景や花々を描いてゆきます。

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これだけ多く絵具を重ねると、紙が壊れてしまわないのか、色が濁ってしまわないのか、と思いませんか?
高泉さんは10年の歳月をかけ、紙の種類から始まるオリジナルの描き方を研究したそうです。
そしてその間作品を発表しなかったというから驚いてしまいました。


今から20年前、ママさんこと柳生夫人と高泉さんが出会いました。
その時ママさんが一枚のスミレの絵を観て感激したそうです。


2017080405.jpg2017080406.jpgこうしてステージでの個展が始まりました。
高泉さんは「私の個展は八ヶ岳倶楽部だけにする」とおっしゃられ、私たちも襟を正す思いです。

2017080410.jpg2017080407.jpg2017080408.jpg2017080411.jpg2017080409.jpg作品は風景画や植物が多く描かれています。
その場の空気感や温度を感じるような絵は、皆さま思わず息を呑んでご覧になります。
山や海、川が色々な季節で描かれていて、故郷の様などこか懐かしい気持ちにもなります。

2017080412.jpg2017080413.jpg2017080414.jpg植物が好きな方も多いですね。
先ほど紹介したスミレやホタルブクロなど、ささやかで美しい花や、
バラやクリスマスローズなどは大切に育てていて思い入れのある方もいらっしゃるのでは!?

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そして随分前に100枚は超えている(!)「倶楽部百景図」は、四季折々の倶楽部の林が描かれています。
パパさんたちが40年の歳月をかけつくり、そして今もなお手入れをしている雑木林の森は誰もが気持ちよく美しいと感じる風景ですよね!

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月図に代表される、夜電気を消すと絵が光る作品もあります。
光り方が本当に素敵で、中には「これを見ながらお酒を飲むよ」という方もいらっしゃいました。
昼間と夜と、一枚で二度楽しめる絵画です!

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高泉さんの作品をみていると、気持ちがすっと穏やかに落ち着いて来るから不思議。
是非倶楽部の夏の森と、そして高泉さんの作品を観にいらして下さい!(本間)


高泉幸夫 水彩画展
~途季の色を探して・・・~
20周年記念展

8月4日(金)~8月17日(木)
最終日は午後5時迄となります

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