ステージだより

2016年7月 7日
影山秀雄 「手織で織る藍の布」展

ステージ担当の本間です。ここ八ヶ岳でも日中の気温が高くなってきて、
本格的な夏がやって来たなと思う今日この頃です。

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ステージでは2年ぶりの登場、影山秀雄さんの織りもの展が始まりました。
きっと織物はお詳しい方が沢山いらっしゃると思いますので、今日は私の影山さんの作品の好きなところをご紹介したいと思います!



DSC_4263.jpg影山さんの作品は、きちんと打ちこまれた織りと鮮やかな色が印象的。
凛とした佇まいは作家さんのお人柄も感じられる様。
清潔感を感じる藍の色は多くの方がお好きですよね!?
雑木林が懐かしく美しく感じる様に、藍の色も同じ様な心地良さを感じます。

DSC_4272.jpgDSC_4289.jpgDSC_4334.jpgひと言に藍の染めといってもその色の濃さ深さは何段階もの違いがあり、
瓶に入れ、染める回数によってその濃さが変わります。
作家であり職人の技術を持つ影山さんは、仕上がりが本当に美しく色をきちんと揃える技術がおありです。
そんな藍のグラデーションを楽しむアイテムはコースターやテーブルランナ―などの卓布、暖簾、タピストリーなどがありますよ。

DSC_4265.jpg素材は綿と麻を組み合わせたものや、例えば暖簾では麻だけを使用するなど目的によって最適な材料を選びます。


DSC_4287.jpg事前に染め分けた糸を縦、横で組み合わせ模様を表現した絣(かすり)の技法では、先人の知恵に感心せずにはいられません。
模様からはリズム感を感じ、楽しげな雰囲気になりますね。

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DSC_4300.jpgDSC_4307.jpgDSC_4305.jpgベンガラの酸化鉄の色、黄土の黄色など、顔料を使い糸を染めた織物も影山さんらしい色鮮やかな作品。
藍との組み合わせでは、落ち着きの中にも明るさが加わる気がします。
色使いは現代のインテリアにも合わせやすく、若い方にも人気です。今日もさっそく色々な方が手にしてくださいました。


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着尺は今回初めて登場しました。
絹糸は光沢のある縦糸と光沢を抑えた横糸を使い、光の加減でほんの少し輝く程度。
とても品が良く感じられます。
お父様の代から続く影山さんの工房。着尺は真髄のひと品でもあります。
布と一言で言っても本当に様々な表情があり、どんどんとのめり込んでいきそうです。
着物で涼やかに夏を過ごせたら素敵だろうな、と憧れる私でした。

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今日最後にご紹介するのは色々なサイズ、色の組み合わせが人気のカシミヤ100%のストール。
なぜ夏に?と思われるかもしれませんが、肌触りが良くカバンやポケットにはいるサイズのものは秋冬はもちろん、夏の冷房よけにもと一年中活躍してくるアイテムなのです。


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一昨年ステージに登場して頂いた山本安朗さんの琵琶鉄焼きの器をちょっと添えてみました。
落ち着いた時間と空気が流れてきそうな気がしませんか?
伝統的な日本の染め織りを普段の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか!?(本間)


影山秀雄 「手織りでおる藍の布」展
7月7日(木)~7月13日(水) 最終日は午後5時までとなります

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