ステージだより
一年振りに登場です!
ギャラリーでもお馴染の"木で音楽を奏でたい"という作家、吉田直樹さん。
今日は染色と織りの作家さん、「Studio羽65」の飯田竜子さんと山本さとこさんとの展覧会です。
さてさて、今回の吉田さんの作品は...
今回、会場でひときわ存在感があり、"音楽に身をゆだねる"空気を生み出してくれるこちらのテーブルセット。
テーブルには三日月がやさしい光を放ち、音楽と共に在れるこちらの作品は、インテリとしても最高の逸品です。
「ハイバックライティングテーブル チェロ」¥286,200
「ハイバックチェア バイオリン」¥286,200
そして今回は、素敵な新シリーズがもう一つ。
「静かな響き」と称されたシリーズは、バロック音楽時代の楽器(ヴィオラ ダ ガンバや、フルートトラヴェルソetc...)をモチーフに、木でコラージュをした作品です。
古(いにしえ)の音楽を思い浮かべる素敵な作品です。
その他にも、一枚の木から、まるで旋律の流れのように音楽をモチーフにしたレリーフパズル、「インテリアパズル」や、代表的な作品、「音楽の絵本」など、素敵な調べが響くような作品が並びます。
特に「音楽の絵本」はファンの方も多く、好きな曲でオーダーが出来るのも、心くすぐる嬉しさです。
今回わたしは・・・
ドビュッシーの「月の光」に心魅かれています。
さて、音楽を愛する吉田さん。
音楽の表現の場は作品だけではありません。
なんと、スピーカーをが楽器にみたててステレオセットもつくってしまいました!
「音楽の花束」と称されたこのステレオセットは、スピーカーにバイオリンやピアノの原理を応用した構造で、まるでその響きは楽器!!
特に弦楽器演奏の音の響きは、こんなにコンパクトなのに、それはそれは凛と美しいのです。
ステレオにこだわられる方が、オーディオルームの次に...と追加で他のお部屋用にお求めになられるケースも多いとか。
音楽好きな方同士の響きあいを感じます。
さて、今回初登場の作家さんをご紹介いたします。
染色と織りの作家、「Studio羽65」の飯田竜子さんと山本さとこさん
1980年創立から35年間、お二人で創作を続けて来られています。
自然からのインスピレーションを創作の源とし、季節のうつろいや自然の簡素な美しさを「記憶の森」として表現を試み、布の可能性に挑戦されておられます。
絹、麻、カシミアなど、さまざまな素材を活かし、天然染料で染め上げ、丁寧にたて糸とよこ糸で織りなす世界は、ひとつひとつが特別な作品です。
染め上げ、織りなす作品は、ショールやバッグの他、タペストリーやテーブルウェアにもわたります。
日常の中で感じる事の出来る、お二人の「森の記憶」を連れて帰ってはいかがでしょうか。
八ヶ岳は、まだ8月というのに、すっかり秋の空気となりました。
気分はちょっと早い、芸術の秋。
日が暮れゆく時間からゆっくり音楽に身を委ね、大人の時間に心を傾けてみませんか。
美しい調べの響く、秋の始まりのステージへ、ぜひお出かけくださいませ。
「二つの旋律~木の造形と染色展」
8月28日(金)~9月3日(木)
10:00~19:00
※最終日は午後5時までとなっております。
営業時間
8:00-10:00(ラストオーダー) 朝食タイム
10:00 レストラン通常オープン
19:00 レストランラストオーダー
★ギャラリー・ステージ・中庭
10:00-19:00
★お問い合せ★
八ヶ岳倶楽部 ステージ 担当 中村
TEL 0551-38-3395