柳生直子 森からのたより

2017年9月 2日
夏から秋へ移り変わり、風が変わるときです・・・

今年の夏は、雨が多かったせいもあって、いつもの夏のように強い陽射しや沢山の昆虫たちとの時間をおもいきり味わう間もなく、、、。

いま、八ヶ岳では、秋の風が吹き始めました。

植物たちは、「秋が来るのは分かっていましたよ~」とばかり、実をつけています。

                                                                                                   オオモミジの実は、ブーメランとなって舞い降りる準備を整えているところ。

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まだみんな青いのに、ちょっと気が早く、赤くはじけちゃった・・・ツリバナの実。

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ミズナラだって、ただいまドングリの支度中。


私たちが頂くお米だって、イネの実ですよね。

近くの田んぼでも、たわわに実って穂を垂れてきています。もうすぐ、収穫の秋を迎えることができそうです。有難い、ありがたい。

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森の地面にも、よ~くみれば、春に白い花をつけた舞鶴草の可愛い実を見ることができます。始めは白っぽいのですが、うまくそのまま熟すとガラス玉のような透き通った真っ赤な実になるんですよ! とっても素敵な色です。

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私の大好きな蝶、アサギマダラ。 9月前半まではこの界隈にいてくれますが、徐々に南下して、海を渡り、喜界島や台湾まで飛んで行くのでしょう。

アザミの花で、休息中のところに出会うことができました!

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                                                                                                                                                                                                                                                  こうして、夏の名残りの中に秋の風が吹くころ、ちょっとさびしい気持ちもします。

でも季節は、絶えず変化していくからこそ、昔から私たち日本人はそれを美しいと感じたり、自分の心になぞらえて歌を詠んだり、してきたのかもしれませんね。

「秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけき」 左京大夫顕輔 新古今集

さあ、現代に生きる私たちも昔人とともに、これからの秋の紅葉や月の美しさを、大いに楽しむことにしましょうか(^v^)

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