恋愛も仕事も友達関係も...いつもほろ苦い経験は不思議と春...。なぜ、春はほろ...
ほろ苦い経験は不思議と春

恋愛も仕事も友達関係も...いつもほろ苦い経験は不思議と春...。なぜ、春はほろ苦いイメージなんだ。
 もちろんフキノトウの苦さがそれと関係ないのはわかっています。が、菜の花も苦いしタラノメもそう。山菜はみんなアクが強いですよね。
 冬眠からさめたクマが、まず最初に食べるのがフキノトウだとは風のうわさで知っていたウンチク。もちろん実際見たことはありませんが何となくわかる気がします。苦味が体をきれいにしてくれるような気がするんですよね。きっとクマも冬の間にたまった老廃物みたいなものをきれいにしたいんじゃないかな。
 なんと、調べてみたら本当でした。この苦味成分はケンフェロールやアルカロイドという物質。これらはそれぞれ活性酸素除去や肝機能強化、新陳代謝の活性化に作用するらしいのです。いわゆるデトックス(体内にたまった毒素を排出させる健康法)じゃないですか! クマは大昔からデトックスをしていたのです。「山菜デトックス!」これを食べて心身ともにシャキッと春に目覚めを迎えているんですね。
 ここでひとつ疑問が生まれました。僕がフキノトウを「美味しい!」といって食べられるようになったのは大学生になってから。子供のころは苦くてとても口に入れられませんでした。山菜すべてがそうです。
 もし20090314_019_1.jpg春の山菜デトックスがクマのように動物の本能であるならば、なぜほとんどの子供たちが食べられないのでしょう。たぶん必要ないのかな? 純真無垢な子供にはたまった老廃物なんてないのかな。思い返せば、たしかに大学生のころから僕は...。
 とにかく自分の庭に出てくるフキノトウを毎春楽しみにしています。出る場所が分かっているから毎日のように通って最高の状態を採る。食べかたはもちろん天ぷらですが、最近は刻んでみそ汁がお気に入りですね。
 今年もいつもの場所から元気よく出てきました。茶色の大地から信じられないほどのパステルグリーンが顔を出すと、ずっと遠くからでも目に入ります。
 春が来た! しばらくはその成長を見ているだけでワクワクします。日ごとに大きくなるフキノトウを見ているだけで体にたまった毒素が抜ける気分。
 もう天ぷらには十分の大きさになってきた。よし明日採ろう。と思っていたフキノトウ...誰だ...採ったのは...これじゃ冬の体が目覚めない...。いつだってほろ苦い経験は春なんだ!

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