ギャラリーだより
今年は八ヶ岳も梅雨が遅く、この時期の定番のコアジサイもようやく花を咲かせ始めました。
そんな中森のギャラリーでは、本日より陶芸家の土屋義宣さんの展示が始まりました!
ろくろだけではなく、手びねりを中心にたくさんの作品を作られております。
手びねりから生まれる作品は形や大きさ、色合いも実に様々です。
実際に手に取ってみると飲み口の形もよく出来ております。
手びねりならではの温かみのある作品です。
土屋さんの作品は一見重そうにも見えますが手に取ると軽く、しっかりと持つ事が出来ます。
一つの作品の中に複数の釉薬や金彩・銀彩などが組み合わさり、独特な質感に仕上がっております。
現在土屋さんは静岡県伊東市で活動しておりますが、以前はスペインに在住して画家としても活動しておりました。
そんな経験からか、独特の色彩感覚のある器は絵画のようでもあります。
電気式のコンロが付属しておりますが、直接中に墨を入れても使えるように作られております。
土屋さんの作品は普段の生活の中で活躍する「日々のかたち」をメインに作られております。
同じ形でもちょっとずつ違う作品たち。是非お手に取ってお気に入りを見つけてみて下さい。
また、銅や鉄を使ったシンプルで趣のある花器なども届いております。
2019年6月27日(木)~7月2日(火)
平日:10:00~17:30 土日祝:9:00~18:30
会期中は作家が在廊し、皆さまをお迎えいたします。
ギャラリー担当:杉坂