ギャラリーだより
あいにくの雨の中、JAZZが流れる店内はゆったりとした雰囲気。
本日よりJAZZのミュージシャンをモチーフに鉄筋彫刻・銅版画で作品を生み出されている徳持耕一郎さんの展示が始まりました。
徳持さんの作品が生まれたきっかけは、JAZZハウスで紙ナプキンにスケッチをしたライブ風景。
その臨場感あふれる線から、まずはこの様な銅版画が作られました。
そこから発展してスケッチの線が鉄筋を使った立体に!
鉄筋の太さを変える事で、強弱のあるスケッチの表情まで見事に表現されています。
線の太さを変える事で遠近感もしっかりと表現されています。
リズミカルに演奏するミュージシャンの指は今にも動きだしそう。
徳持さんがライブのお手伝いをした際、舞台袖からスケッチしたそうです。
スポットライトを当てると壁に写る影も魅力的です。
また針金を使ったものなど、カラフルで楽しい作品も登場しております!
是非JAZZのスイングを感じながら作品をご覧ください。
徳持耕一郎「森の音楽祭」は2018年7月5日~7月11日まで開催しております。
会期中は徳持さんが在廊され、皆様をお迎えいたします。
ギャラリー担当:杉坂