ギャラリーだより
秋も深まり雑木林の林床には美しい落葉の絨毯がひかれています。
そんな今、森のギャラリーでは山梨県内で作品の制作活動をされている、染色家でありフェルト作家の毛房貴子さんの作品展がスタート致しました。
Saya BAG
毛房さんは、染色家としての活動が基盤となっています。
羊毛を染め、それをフェルトに形作っていくのが主な制作内容
羊毛を手にした瞬間に得られるイメージから毛房さんの作品づくりが始まります。
森や山、水や雲、雨に雪、草花・・・など身近な自然からのインスピレーションを受けとり、時にはそこから音楽に変わり、踊り出したり、膨れ上がったりしておかしな物語になってしまう事もあるようです。
全ての作品にいろいろな物語がつまっているのですね。
豆 BAG
楽しそうな二人は、どこを見ているのかしら?
これからの季節、お出かけに豆 BAGはいかがですか?
森の朝は、とてもひんやりとしています。
そんな森の中で過ごす時にもぴったりな作品です。
"コラージュ ショール"
高級感のあるシルクモヘアを使用した
"ふわふわショール"
作品づくりにおいて、染色、縮絨、仕上げまでの工程を大切に一つ一つ制作される毛房さん。
ハンドメイドの優しさ、ハンドメイドだから出来る形やデザインにこだわり楽しんで作品づくりしています。
"シルクとオーガンジーのストール"
植物をモチーフにしたこの作品は、つけ心地もとても優しいですよ。
鳥BAG
八ヶ岳倶楽部の冬の楽しみといえば、もうすぐシベリア東部から遥々海を渡って来る可愛らしい野鳥との再会です。
この鳥さんは、どこから来たのだろう?
"タペストリー きのこ"
ポケットもついておりますので、葉書やカードを入れてお楽しみください。
『自然から授かった「羊毛」という素晴らしい素材からフェルトは生まれます。
羊毛は水分と熱と圧力によって繊維が絡み合いフェルトになります。
この原始的な作り方によるフェルトは、起源は古く紀元前6千年には人類はフェルトを使っていたと言われます。
そんな大昔からの人々の暮らしを想像し羊毛に触れていると、とても神聖な神秘的な気持ちになります』・・・毛房貴子
"cocoon"
カメラ・メガネ・携帯ケース(iphone6も入ります)
染色家・フェルト作家 毛房貴子
"森の色から・・豆バックとcocoon"
2015年10月30日(金)~11月5日(木)まで
最終日は17時までの開催となります。
お客様、今年店頭でお配りをさせて頂きました2015年八ヶ岳倶楽部 ギャラリー内で行われるブース展スケジュールも、今回の毛房貴子さんの展示が最終となります。
八ヶ岳倶楽部にご来店して下さったお客様に心から感謝を申し上げます。
また、作品をお届け下さった全ての作家さんにも心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
特別企画のご案内をさせて頂きます。
11月6日(金)~11月12日(木)
八ヶ岳倶楽部 初登場 中野裕之さん
静岡県浜松市で柔道着の生地を使いバックや小物を作られる
素敵な作家さんの作品の展示を行います。
ぜひ、お楽しみにして下さい!!
八ヶ岳倶楽部 ギャラリー荒川
赤、黄、橙、茜、黄緑...雑木林には数えきれないほどの色が溢れています。
木々が秋色に染まる中、ギャラリーではステージの職人展でもおなじみの染色家 齋田次郎さんの展示が始まりました。
正絹丹後ちりめんを使い、一点一点手染めで作られる色彩豊かな作品たち。
齋田さんは「手描き友禅」「すりぼかし」「引き染め」「化学染め」「天然染め」など、多彩な技法を織りまぜ染め上げております。
高級感溢れるちりめんは、古くから風呂敷として使われてきました。
鮮やかな染めから上品な淡い色彩のもの、四季の草花を描いたものなど、様々なバリエーションを制作されています。
日本の伝統的な装束に使われた「重ねの色目」を元に数色で染めたものは、包み方を変えると違った表情を見せてくれます。
風呂敷 ¥3,888~16,200
ちりめんのさらりとした肌触りが心地よいショールたち。
こちらも濃淡のあるグラデーション染めの為、身に付け方でガラッと印象が変わります。
鮮やかな色使いながら、とても上品な雰囲気の作品です。
季節や気分に合わせて、身に付け方を変えてみてはいかがでしょうか。
ショール ¥12,960~21,600
バッグは風呂敷をベースに、お好きな柄でオーダーする事も可能です。
ご来店の際には是非ご覧ください。
バッグ ¥32,400
ポーチ ¥3,780
8月のステージに登場したベスト(写真左)に続き、今回は新作のフレンチチュニックが登場しました!
ショールと同じくこちらも肌触り抜群。優しい色使いがとても素敵です。
ベスト ¥38,880
フレンチチュニック ¥43,200
お守りと同じ結び目が使われております。お薬などを入れる小物入れとしてもお使い頂けます。
この他、ブローチやティッシュケースなどの小物も色々届いております!
お守り袋 小¥2,160 大¥2,484
齋田次郎 風呂敷とショール展
10月23日(金)~10月29日(木)まで開催
八ヶ岳の森も紅葉で色づいて参りました。
日々変わり行く景色にお客様もスタッフもウットリしている今日この頃です。
ギャラリーでは金沢で制作活動をされている棒田和義さんの陶板アート展が始まりました。
土の風合いを活かし南欧の街並みを立体的に陶板で表現されます。
作品は「絵」ですが技法は「彫刻と陶芸」をミックスした独特な表現方法を取られています。
こちらは「パステル色の港街」というタイトルの作品。
南欧の港街では自分の家がすぐ分かる様にカラフルで個性的。
その街並みを描いた作品だそうです。
幅120cmの大作「銀世界」
北イタリアの冬景色を描かれました。
建物や階段などを立体的に表現されています。
住んでいる人々の生活風景を想像しています。
今回ぜひご紹介したいのがこちらの倶楽部オリジナルマグカップ!
八ヶ岳倶楽部の建物、雑木林、木々、花などが九谷の生地に絵づけされました。
さすがに長いお付き合い。細かい部分まで描いて下さっています。
棒田さんと私たちが以前から暖めていた作品をついにお披露目です!
形は3種類ご用意して下さいました。
静かに紅葉の風景をみながら頂く朝食メニューにも
直ぐに馴染んでしまった八ヶ岳倶楽部オリジナルマグカップ!!
食の秋、可愛いお皿も登場しておりますよ。
こちらは形の通り「月の街角」
スタッフ小峠君も、こちらの作品に思わずにっこり。
九谷の色絵磁器に描かれた「八ヶ岳・印象3」
冬の景色に四季の木々を書き込み、1年を通し飾って頂ける様にされています。
棒田和義さんの「陶板アート展」は
10月16日(金)~22(木)まで開催しております。
美しい紅葉の森の中でお待ちしております。
昼間の暖かな日差しとの寒暖の差で、雑木林の紅葉も少しずつ進んできております。
さてそんな中森のギャラリーでは、土炎手窯 土屋義宣さんの陶芸展が始まりました!
ロクロよりも手びねりをメインに、温もりのある優しい雰囲気の作品を制作されています。
赤や黄、緑や白など色使いも様々!
土屋さんの器は一見「和」の雰囲気に思えますが、多彩な色使いの器は洋食の場面にも似合います。
また金彩や銀彩といった加飾もよく用いられ、特徴的な器が生まれております。
(カップ&ソーサー ¥5,400~)
重厚そうに見える作品も手に取ると軽く、非常にバランスが良く作られております。
(マグカップ ¥4,320~)
縦長のヤカン台の中には氷やお湯が入り、冷酒・燗酒どちらとも楽しめる様になっております。
(酒器 ¥48,600)
大きさや色合いも全て違いますので、様々なお料理に対応出来ます。
その日の気分に合わせて、使う器を選ぶのも楽しいですね!
野の花が良く映えるので是非、旬の草花を活けてお楽しみ下さい。
(¥54,000)
素敵な蓋物もいくつか届きました。
取っ手をよく見るとウサギの形になっていたり、遊び心のある作品です。
10月9日(金)~10月15(木)
最終日は17:00までの開催
こんにちは。八ヶ岳倶楽部 ギャラリー担当の荒川です。
今朝7時、娘が窓の外を観ながら父~ちゃんと大きな声を出しました。
そこには、秋晴れの空の下甲斐駒ケ岳にかかった美しい虹とその上に浮かぶ月がありました。その風景を撮影してみました。空・雲・緑・虹の色そして影が綺麗でしたのでシェアさせて頂けたらと思いました。
今回、ギャラリーからご紹介させて頂く作家さんは、秋ではお馴染みの
"手織り作家"国府寺セツ子さんです。
国府寺さんは、"ちょっとお洒落で"ちょっと楽しくて"ちょっとエレガントな"
作品をつくられています。
その手織りでつくられた作品たちもまた、経糸と横糸の美しいグラデュレーションが素敵です。
マフラー・ストール・ベスト・バック等、紅葉も始まったこの秋にぴったりの温かみある作品がたくさん到着しております。
"ウールマフラー"12,000円
ふんわりとした柔らかい付け心地が魅力的なマフラーです。
"シルク マフラー"24,000円
かすりの手法で色分けして染められた美しい色彩のストール
秋のお洒落にいかがですか?
"ウール ストール" 32,000円
二重織りで織られた秋を楽しむためにはぴったりのストール
温かそ~ですね!朝の森のお散歩にちょうど良いですね。
"ウール ストール" 31,000円
ウールの中でも特に細い糸を使用し二重織りで織られた
エレガントな雰囲気の作品。
"ベスト"
紫色のベスト:ポコポコと盛り上がった部分にアルパカの糸をつめ込みました。
44,000円
水色のベスト:こちらにはフリースを織り込みました。
37,800円
ポップな雰囲気が可愛いですね。
バック一個につき10~12本のネクタイをほどいて裂織にしたものです。
シルク素材で軽く丈夫なバックです。
"内ポケットにネクタイのタグをパッチワーク風にして遊んでいます"と国府寺さん。
"ベスト" 44,000円
手紡ぎの糸でリバーシブルにして織ったベスト
ショールにもひざ掛けにもなる作品です。
秋お洒落をしてお外に飛び出しませんか?
"ストール"30,000円
ギャラリースタッフの杉坂さんと早川さんが仲良く持ってくれたこちらの
手紡ぎで織られたストールも朝の森に降り注ぐ光に照らされ織りの美しい
世界を私たちに教えてくれました。
HANDWOVEN 国府寺セツ子
2015年10月2日(金)~10月8日(木)
最終日は17:00までの開催