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草月流・竹中麗湖さん
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草月流の竹中麗湖さんと昨日から楽しく充実した時間を過ごさせていただきました。
竹中さんの秋に発刊予定の本の中に、僕との対談を載せてくださるとか。
光栄です。
すごいひとはすごいですね。
すごいから自分を大きく見せないし、小さくも見せない。
その必要が無い!
いつまでもそばにいて、話をさせていただきたいと思いました。
竹中さんの言葉。
生け花は「生ける」のではなく「生かす」のです。
植物達はすでに100点のたたずまい。
そんな100点をわざわざ切って、ただ生けても仕方がアリマセン。
植物を切ったからには、それを自分というフィルターに通し、新しい美しさを発見・引き出し、結果そこに自分だけのメッセージを込めなければ生け花ではありません。
つまり「生かす」
何だかすべてに合点がいきました。
他にも「いのち」について・アレンジと生け花・子供の感性・・・。
どれもうんうんうんうん・・・とうなずくことばかり。
ステキな方だったなぁ。
僕の雑木林で竹中さんは何点も花を「生かし」、その作品を飾り見せてくれました。
全く知らない誰が見ても「えっ!」「うん?」って振り返るようなパワーを作品が持っている。
それはコマユミの枝やフキの葉、シラカバの落ち葉のパワーではなく明らかにそれらを「生かした」竹中さんのエネルギー。
これが生け花なんだと初めて目の当たりにしたのです。
体の奥でくすぶっていたものに少し炎がともりました。
やってみたいな。
生け花。
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ちなみに全員で撮った写真の1枚目はこれ。
「何だか全然チームっぽくない。表情がかたいわ。」と竹中さん。
そして取り直した写真がトップのものだったのです。
人間もそれぞれメッセージを持って「生きている」ことが重要ですね。
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2009/8/6 柳生真吾
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