夏の花畑・序章
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八ヶ岳倶楽部の雑木林は夏こそ美しい!
春が遅く、秋が早い標高1350メートルのここ。
普通の平地では、暑くて夏に一休みする花たちも、「我々にそんな暇はないのだ!」と競って咲きます。
いよいよ夏休みスタートのこの3連休。
花たちもいよいよ本格シーズンがスタートしました。
今日はその第1弾。
ピンク色のネコジャラシのような花は「カライトソウ」
ワレモコウの仲間です。
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コアジサイの終わったこの季節。
主役は「ヤマアジサイ」!
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ヤマアジサイの周りのガクを取り除き、真ん中の細かい花をピンクにしたような花。
「シモツケ」です。
林のあちこちで咲いているんです。
ピンクだから目立つ!
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これももうじき終わります。
何度も言いますが、「フサスグリ(レッドカランツ)」は雨上がりのさーっと差した日差しの時こそがシャッターチャンスです。
雨上がりはカメラ持って「走る!」
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「クガイソウ」です。
これは日本の花ですが、イギリスでもふんだんに使われるほどガーデンに似合います。
きっとこのすぅーっと伸びた花の穂が動きがあっていい。
ところでこの花の名前の由来は知っていますか?
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花の下を見てください。
茎の周りにぐるり、わっかになるように葉が生えています。
一箇所から多いところでは6,7枚も出てる。
それが何段にもなっているんですね。
一番地面からこれを数えていくと、なんとほとんどが9階建てになってから花が咲いています。
小さなわっかが9段重なってから花が咲く・・・。
そう漢字で書くと「九階草」!
「九階草」で「クガイソウ」
昔のひとの観察力に脱帽!
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2008/7/20 柳生真吾
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