念願の写真でした!
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撮りましたよ!公約どおりの写真!!
まずはその公約を見てください。
その「シモバシラ」の「霜柱」をついに撮ったんです。
僕がギャーギャー興奮して騒いでいたら次から次へとお客さんが集まってきて・・・。
ちょっとしたイベントになってしまいました。
でもこんな機会めったにないから!
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いつも「モリゾー・キッコロ 森へいこうよ!」を見てくれている子供が早速興味津々。
「これなぁに!?」「ティッシュが落ちているのかと思った!」
周りの大人も、「これは花ですか?」「えっ氷!?」
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でも近くで見るとみんなの感想もうなずけます。
確かにティッシュか何かで作った花のようです。
幾重にも薄い花びらのような氷が重なっていて、とても霜柱には見えない。
以前公約のときのページで書いたように、この現象は「シモバシラ」という植物だからこそ起きるものなんです。
もう一度説明します。
寒くなって冬に入るとこの「シモバシラ」という植物は地上の部分が枯れてきます。
これは他の野の花と全く同じ。
ススキだってリンドウだってみんな同じ。
冬眠ですね。
ところがこの花の大きく違うのが、根っこはまだ冬が来たことに気が付いていないと言うことなんです。
まだ根は元気だから、「それー!」と水を地面から吸い上げ茎に持ち上げるんです。
・・・でも外は氷点下・・・。
吸い上げるほどに水は凍り、茎を破裂させてこのようなことになってしまうのです。
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朝日を浴びてキラキラ光っている!極上のアートですね。
でも実際はこの「シモバシラ」の今年最後の姿だったのですね。
一度茎がここまで裂けてしまったら、もうこんなに立派な氷には成長しません。
だから僕らにとっても一期一会の貴重な出会い。
昨日やおとといでは八ヶ岳にいなかったので見ることが出来ませんでしたよ。
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ほら、11時には跡形もなく消えてしまいました。
こんど見れるのは来年の今頃なのでしょうか?
オヤスミ、シモバシラ。
今日の日に感謝!
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2007/11/23 柳生真吾
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